八丈島…3日目。
この日の最終便(15:30)の飛行機で羽田へ帰還する。
そんな最終日はこんな不安な予報だった。
西風が極強!ウネリも西ウネリ。
八丈のサーフポイントは東向き…果たしてウネリは入ってくるのか?
少しでも長くサーフしたい僕らは早起きし、日の出とともに波チェクした。
ガーン!大潮の満潮で潮が多い事もあるが…ウネリが入らず波が全く割れないコンディション。
途方に暮れる僕ら…
前夜お酒を控えめにして早起きしたのに…
海に行く前に島寿司やバナナを食べてお腹一杯にしたのに…。
仕方なく再び宿に戻り…お腹が空いてないのに朝食を詰め込むw
さて…どうする?とりあえず散策でもしましょうか!
八丈富士に車で行ってみましょうか!となった。
八丈富士は車で7合目まで行け、標高854mの美しい円錐形をした山。
八丈島は、八丈富士と八丈三原山の2つの火山が噴火してできた島。
八丈富士の火口をぐるりと一周できるらしい。(画像はネットから拝借)
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車で7合目まで上り、八丈小島を見下ろす。
これだけで十分に高い!良い眺め。
そして七合目から頂上を見上げて撮った写真。
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ここからは徒歩でしか登れない。
で、ここでまさかの事態!仲間達は「ちょっと登ってみましょうや!」
え?え?え?登るの?
ちょっとだけ…だよね。と、困惑しつつ皆についていく。
ここから登山道で、やる気満々のF町番長(この時、このやる気テンションに全く気がつかなかった)
皆、元気良く登る!登る!
マジかよ!!!本気で登るのか?
息を切らせ全くついていけない僕。
ツライ〜〜〜〜っ!太ももパンパン〜〜〜!
コイツらマジありえね〜!と、1人ブツブツ文句を言いつつ上へ上へw
お!皆待っていてくれた!ここで折り返して帰るんだね!と歓喜♪
この位置が登山道の中間らしい。
景色もかなり見応えがある!
もう…足が…限界…折り返すでしょ?と写真を撮っていたら…
みんなは頂上目指して登ってる。
「バカじゃね〜〜〜のぉ〜〜〜!」と叫んだものの、誰も後ろを振り返らない(T T)
そ、そうですか……登りますよ…そうですね…ハイ(涙)
そして…足が何度もつりそうになりながら、汗ダクになりながらここまで到着っ!
ほぼ頂上!もう良いでしょ…ここで!と思っても…やっぱ登るのね。君ら…(> <)
頂上付近の風は、飛ばされそうなほど強烈に強く!そして冷たい!
高所恐怖症の僕は本気で足がすくんだ。
で…やっと頂上に到達〜!
恐いけど…がんばってポーズを取ってみたw
で、すぐに下山w
海は強い西風で白ウサギが飛びまくっている。
この下山がまたしんどかった。ヒザとフクラハギがヤバイ!
で!で!で!足の裏が痛すぎる!
というのも…僕だけ足下クロックス〜(><)
これ、登山に不向きだからぁ〜〜〜!w
まさか頂上まで攻めると思ってなかったから〜!w
来る時の飛行機から見た山に、ホントに登る事になるなんて、全く想像してなかった。
いや〜疲れた…!もう二度と八丈富士は登りません!(キッパリ)お願いしますよ〜皆…w
そしてその後…諦めきれずにサーフポイントまでGO!
潮が引いているから何とか出来るか?風波で腰程度はありそう?
ってことで、とりあえずIN!
小波なのと潮が引き過ぎているので、岩でフィンをガリッっとやってしまいそう…
なので最終ラウンドはツインスタビをセッティング。
2時間ちょっい位かな?どうにもダメダメな小波がら何とかサーフできたw
最後は波が無くなり身体も冷え切って、惜しみなく海からあがった。
急いで無料温泉に行きヌクヌク〜
さ、ここから大急ぎで帰りのパッキングを済ませ、スーパーでお土産を買って空港へ。
波は無かったけど…とりあえずお疲れ様〜!
で、飛行機で爆睡したら、あっという間に羽田に到着(45分)
今回、良い感じでサーフィンできたのは初日だけ。胸〜頭のメローな波。
正直タコスの本領発揮から程遠い波だったけれど、
きっと、湘南や千葉だったら100人以上は入っているような良い波。
それを一時だけでも仲間達だけで貸切できたのは、はるばる遠征して良かったと思える時間だった。
そして今年も、自分のサーフィンの欠点を認識できた。
毎年訪れている八丈島…今回は自然のサイクルを勉強できたTrip。
初めて波をハズした旅ではあったけれど、最高の仲間達と毎日笑いあえてとても幸せ満喫だった。
みんな…ありがとう!
みんな最高だよっ!
また来年…八丈にトライしよう!
本当にありがとう!
追伸…帰宅してから3日間は足の裏が痛かった。クロックスでの登山はやめましょう!(笑)